GHANA JAPAN FRIENDSHIP ASSOCIATION
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ガーナの商用商品

ガーナの輸出事情

全ての国民は、知識を最大限に活かすことを望んでいます。
しかし、努力なしに生まれるサービスはありません。
興味深いことに、ガーナは世界で64番目に輸出が大きい国です。
金、ダイアモンド、鉄礬土、塩、ココア、ココナッツ、カシューナッツ、シアバター、シアの実、セメントはガーナで特に輸出量が多いです。
これらの製品のほとんどが、インド、ヨーロッパ、中国、オランダ、アメリカです。
ガーナ国内ではあまり使用されることのない商品もいくつか輸出しています。

シアバター

ガーナでは、お肌のお手入れに蜂蜜やアボカド、シナモン、アルガン油といった様々な物を使っていますが、
特に人気があるのがシアバターです。シアバターとは、シアの木の実の種から採れる天然の植物油脂です。
ガーナ北部では、1000年以上も昔から厳しい乾燥からお肌を守るために天然の保湿クリームとして使われてきました。
また、食用の油や赤ちゃんのへその緒のお手入れ、傷や火傷のお手入れといった万能薬として今でも愛されています。
栄養も高く、海外からも人気があり、主にヨーロッパや北アメリカに輸出しており、ガーナでの社会経済開発に大きく貢献しています。

一番人気はカシューナッツ

その他に国際的に人気のある輸出製品の一つがカシューナッツです。
カシューナッツの木に実るカシューナッツの果実から採ることが出来、ガーナでは1960年に栽培が始まりました。
農家全体の役88%を占める小規模保有農家によって栽培されています。
2016年のカシューナッツ輸出総額は、163,000トンで、22,400万米ドルとなりました。
カシューナッツの生産は、輸出拠点を多様化させるため、1983年以来、大きな改善をみせています。

世界のカシューナッツの約45%がアフリカ産であるのも関わらず、加工の技術や設備はなく、
付加価値のない原料のみの輸出に頼らざるを得ませんでした。
そこで、生産量の増加と加工技術の向上を援助してアフリカの農民を救おうとアフリカ・カシューナッツ協会(ACA)が設立されました。
現在、国内に約13箇所のカシュー加工農園があります。
そのうちの12箇所はブロング=アハフォ州にあります。カシューナッツビジネスによって雇用が増え、
多くの農家がお金を稼げるようになりました。

金は世界で最も貴重な鉱物で、ガーナはアフリカでは南アフリカに次ぐ金生産国で、世界では10位です。
金が採掘される場所は、タルクワ、オブアシ、クマシ、そしてボゴソで、
ガーナのGDPの5%以上を占めています。主な輸出先はイギリスです。

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